金沢は徒歩で巡れるコンパクトシティ

金沢の主要観光スポットは、半径約2km以内にギュッと集まっています。バスも便利ですが、歩いて巡ればスポット間の街並みや小さな路地の発見も楽しめます。

加賀百万石の城下町として栄えた金沢は、戦災を免れたため、江戸時代からの街並みが今も色濃く残っています。

兼六園とその周辺

兼六園をゆっくり歩く

日本三名園のひとつ、兼六園。約11万平方メートルの広大な庭園は、一周するだけでも約40分かかります。

見どころは季節ごとに変わりますが、冬の「雪吊り」は金沢ならではの風物詩。霞ヶ池に映る唐崎松の姿は、何度見ても息を呑む美しさです。

金沢城公園

兼六園から石川門を渡ればすぐの金沢城公園。復元された菱櫓や五十間長屋の白い壁が青空に映えます。広い芝生広場はピクニックにも最適で、地元の人々の憩いの場になっています。

所要時間: 兼六園+金沢城で約90分

ひがし茶屋街

江戸時代のお茶屋を歩く

出格子と石畳が美しいひがし茶屋街は、金沢を代表する散歩スポット。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、格式あるお茶屋建築がずらりと並びます。

「志摩」や「懐華樓」など、内部を見学できるお茶屋では、当時の粋な文化を体感できます。金箔ソフトクリームを頬張りながら散策するのも金沢ならではの楽しみ。

主計町茶屋街

ひがし茶屋街から浅野川を渡った対岸にある主計町(かずえまち)茶屋街。観光客が少なく、より静かな散歩を楽しめます。川沿いの柳並木と茶屋建築の組み合わせは、夕暮れ時が特に美しいです。

所要時間: 両茶屋街で約60分

長町武家屋敷跡

土塀と用水路の小道

加賀藩士の屋敷跡が残る長町エリアは、土塀と用水路が続く風情ある散歩道。「武家屋敷跡 野村家」では、手入れの行き届いた庭園と屋敷内部を見学でき、武士の暮らしを垣間見られます。

近くの「せせらぎ通り」には、町家を改装したカフェやセレクトショップが並び、伝統と現代が自然に融合しています。

所要時間: 約40分

21世紀美術館エリア

アートを歩いて体感

金沢21世紀美術館は、建物自体がアート作品のような円形の美術館。無料で入れる交流ゾーンだけでも、レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」など話題の作品を楽しめます。

美術館の周辺には広坂の緑地やしいのき迎賓館もあり、ゆったりとした散歩が楽しめるエリアです。

所要時間: 約60分(美術館鑑賞含む)

金沢散歩を楽しむコツ

金沢は歩くたびに新しい表情を見せてくれる街。ぜひ一日かけて、じっくり歩いてみてください。